「ブレーキングアウェイ」を遊びやすくするためのアレンジ。
「ブレーキングアウェイ」を買いました。
まだプレイできていませんが、開封時点で「これは!」と思うことがひとつ。
ごく一般的なプレイ風景の想定。
これ、フロントホイールに数字が彫り込んであって、1番~4番ゼッケンに対応してるんですが、ごらんの通り「読めるかそんなもん!」状態です。
裏からだとよけい読みづらい。
というわけでこちらを注文しました。
エーワン(A-one) 特殊ラベル 数字 白 丸型 9mmφ 4シート(1~100 各4片) 08086
- 出版社/メーカー: エーワン(A-one)
- メディア: オフィス用品
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
これを両面に貼る。
リアホイールだと収まりがいい感じです。
「アフター」はこちら。
なんということでしょう!(BGM略)
2チーム目以降は2桁ゼッケンにしてみたので、パッと見でわかりやすくなって良い感じです。
あとは遊ぶだけ!
以下余談、番号の序列。
ツールに倣ってリーダーは黄色でしょう、ということに。
次いで山岳→ポイント、あとはスカイと…なんだろ、FDJあたり?という順番にしてみました。
トラックレースなんでツールは全く関係ないんですが、ま、ささいな問題だろう。
プロゲーマー【ウメハラ】が「カタン」から学んだこと。
自分は格闘ゲームも下手の横好きでやっていて、配信もよく見ています。
「レジェンド」プロゲーマー、ウメハラ氏が出演した先日の「勝ちたがりTV」。
TOPANGAリーグ*1を振り返るトークの中で、意外にもボードゲームの話題が出てきたので、その部分を書き起こしました。
勝ちたがりTV #168「第5期TOPANGAリーグを終えて+ゲスト・ウメハラと軽快なトーク ...
ウメハラ氏(以下「ウメ」):画面中央
ボンちゃん氏*2「(以下「ボン」):画面左
ふ~ど氏*3(以下「ふ~」):画面右
(1時間47分ごろから)
ウメ:俺でもねえ、格闘ゲームをやるのって、格闘ゲームしかやってなかった頃と比べて、麻雀とか色んなものやった後のほうが格闘ゲームに対する考えって深まったのね。*4
(中略)
ウメ:やっぱスト4しかやらないよりも、色々なところからの「このゲーム、こうやんなきゃいけないんですよ」っていう考えは参考になるなと思って。今回のリーグで、俺が何が活きたかっつったら、まあ麻雀もそうなんだけど、「カタン」。
ボン:…カタン?
ウメ:カタンっていうゲームがあって。
ふ~:ああ、ドイツのボードゲーム。
ウメ:そう、あれが活きた。
ふ~:え、やってるんですか。
ウメ:やってたことあるの。んで、カタンの戦い方っていうのを教わったときに、カタンって基本サイコロだから運ゲーになるんだけど。そうすると誰かが抜けだすじゃない?それで誰かが抜けだしたときに、まあ4人か3人でやるんだけど、残りの連中が結託してそいつを潰しにかかるわけ。
ボン:う~ん、うんうん。
ウメ:だから目立つってすげえ不利だなっていうのは、カタンやってるとよくわかるわけ。だからその、そんときの経験があって「そっか、じゃももち*5はカタンでいうところの、今ポイントリードしてる…」
ボン:抜けだしたやつ。
ウメ:うん、ゴールしそうなやつ。っていうことは、こいつにはこれから一切資源も行かなくなるし、交渉も持ってもらえない状況になると。で、俺はお前(ボンちゃん)に結局だから、損をまず申し出るんだよね。「俺はお前のためにこれだけ損をする」と。
ボン:そうだね。
ウメ:それで十分お前に貢献したあとに、「じゃあお前も貸しがあるよね?」っていう状況を作って、だからもう完全にゲームの外だよね。ゲームの外の交渉だし、戦略っていうか駆け引きで。それがねぇなんか、すごい……面白かったな、活きたな、と思った。ただ自力で頑張るんじゃなくて、抜け出してるやつを止める。
ふ~:うん。
ウメ:言ったらさ、お前(ふ~ど)もさぁ、Aリーグ(※第2期)完勝したとき、あれもうとんでもない集中放火を浴びる行為じゃん。あの勝ち方…
ふ~:いやほんと、資源なんもなかったっす…
一同:(笑)
(書き起こしここまで)
「ももち戦に向けて、ウメハラとボンちゃんが互いに協力してかなり対策した」という流れから、上記の話につながっています。
ウメハラ氏がカタンをやっていた!ということにまず驚きましたが、ゲームの勘所をつかむ理解度はさすが。ドイツゲーム用語でいうところの「仕事」*6に通じる話もあったりと、格闘ゲーマーのみならずボードゲーマー的にも「神回」となった配信でした。
ウメハラ FIGHTING GAMERS! (3) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 西出ケンゴロー,梅原大吾,友井マキ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2015/11/20
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
格闘ゲームとアナログゲームをつなぐ存在では、ヌキ氏も人狼プレイヤーとして知られています。
ジーピーさん、またはドワンゴ公式さん、ニコ生で「『ウメヌキ』カタン対決」なんか企画してもらえると、めっちゃ見たいなあ…とか思いました。
-----
「7つの習慣ボードゲーム」について思うところ。
結論:うさんくさくて高すぎるから買わないほうが良い。
1.キャッシュフロー
キャッシュフローというゲームがあります。
以下のエントリに詳しいですが
ネットワークビジネスの勧誘に悪用されることが多く、ボードゲーム界隈では問題視されているゲームです。特徴は「うさんくさくて高すぎる」こと。
2万あったら大箱4~5個買えるわ!
2.クラウドファンディング
さて、先日「7つの習慣ボードゲーム」のクラウドファンディングが始まり、SNSで軽く話題になりました。
定価ベースで2万円…どこかで見覚えが…どこかで……
3.ボードゲームソムリエ
「このプロジェクトの中心人物」として紹介されている松永直樹氏、「ボードゲームソムリエ」を名乗って活動されている方です。以前「僕が人狼をプレイしないわけ」(魚拓)という記事で大炎上されたのを覚えている方もいるかも。
上述1.のとおり、「ふつうのボードゲーマー」ならこの手のゲームには近寄らないものですが、ソムリエともなると一味も二味も違うぜ、ということでしょうか。
なんて皮肉はともかく、「ボードゲームソムリエ」という肩書が詳しくない人に「ボードゲームとしての面白さのお墨付き」を与えているなら、それは大きな誤解だし、はっきり有害だと思います。
4.「なんなら、13000円で購入して、転売をしても大きな利益になると思いますw」
上記クラウドファンディングの「中の人」が、facebookで以下のような投稿をしています。(10/10追記:消えました。)
長文ですので全文引用は控えますが(今のところ全体公開です)、一番気になったところを。
金持ち父さん貧乏父さんのキャッシュフローゲームと同じ位置付けの教育ゲームになりますので価格は20000円と普通のボードゲームよりは高い金額です。
クラウドファンディングでは、そのボードゲームが限定100名で13000円で手に入れられる権利があったり、通常2万円で販売している7つの習慣セミナーDVD付きのお得なプランがあったりします。
初回の発売は2000個の限定にして、売り切れ状態を作るので、アマゾンやヤフオクでも逆にプレミアが付く可能性があり、2万円で出品してもすぐに売れる形になるでしょう。
なんなら、13000円で購入して、転売をしても大きな利益になると思いますw
確実に売れまくる自信があります!
こちらでグダグダ書くまでもなく「キャッシュフローと同じ位置づけ」と宣言してくれています。親切ですね。
そしてこれだけの長文の中で「ゲーム内容」に関する言及が3行くらいしかないというのもすごい。
面白いゲームを作ることが目的なら、これほどの「売らんかな」オーラは出ないと思いますが、どうもそれは主目的じゃないっぽいです。
5.大問題だとは言わないが
ここまで書いてきてナンですが、実を言うと、キャッシュフローほどの「有害」さはないと思います。
「7つの習慣」のビジネスモデルはマルチじゃなくてセミナーだからです。
セミナーが全て良いものだとも思いませんが、まあマルチよりはマシでしょう。*1
とはいえ、これを我々が愛好するところのいわゆる「ボードゲーム」と同列に並べられるのも心外です。
消費者庁あたりに「ボードゲーム風味セミナー教材」とかいって成分表示を義務付けてほしいものですね。(おわり)
余談
「ろくにむと」。 *2
(16/1/26追記:わりと早い段階で見られなくなってました……内容は、ソムリエ氏がニムトの紹介をする動画でした。)
久々の更新がこんなんでいいのか…
輸入したボードゲームが届きました
ついに独尼をキメてしまった…
— ジュン@神戸でボードゲーム (@kobe_bdg) May 19, 2015
間髪入れず米尼をキメるという暴挙(暴挙)
— ジュン@神戸でボードゲーム (@kobe_bdg) May 19, 2015
勢いで山盛り買ったボドゲが届いてしまいました。
うーんこの箱潰れ感。はるばるスペインとポーランドから。ヨーロッパのAmazonってかなり柔軟に出荷するんですねー。
期せずしてツォッホ祭り!そしてカヤナック含めれば大賞4本!
たいへん満足度の高い買い物でした。
数日後、米尼も着弾。
- 落ちるの氷ごり
- アップルトゥアップル
- Cards Against Humanity
- ガッチャ!
こちらはレアめの奴中心に。アップルトゥアップルとC.A.Hはほとんど同じゲームです。ってか2つ合わせて1000枚以上カードがあるんですが、果たして和訳する気力は続くのか!?
…え?キュア?…完全治療…うっ頭が…駿…河……屋………
(日記はここで途絶えている)