「Portal」のボードゲームを買いました
正式タイトル「Portal: The Uncooperative Cake Acquisition Game」。長い!
「非協力ゲーム」っていう言い回しは非常にGLaDOSっぽくて良いですね。
まだ遊べてませんが、とりあえず開封&和訳貼り&ルール読みしてみました。
ケンブルカスケードもかくやのダメージ加工。
背面・マニュアルもめっちゃ「味」で、良いです。
スタートプレイヤーは「いちばん最近ケーキを食べた人」w
5x3でランダムに初期パネルを配置して「研究所」が完成。
被験者とポータルを配置します。
この素晴らしいパネル!
山札置き場であり、行動順サマリーであり、「焼却炉」でもあります。
- アクション
- 移動
- チェンバーの起動
- チェンバーのリサイクル
ってな感じの行動順ですね。
手札にカードがあれば実行してもよい。
この場合、カード効果で一人移動しています。
使ったカードを捨てると裏にキャラクターが書いてあります。*1
こいつらは「上書きされるまで、基本ルールを書き換える」効果アリ。
たとえばBirdなら「被験者を移動する際、すべての被験者を移動させなければならない」(通常は一部だけでもOK)ってな具合。
ちなみにカード効果を発動する代わりに、ポータルガンを撃つこともできます。
ポータル同士は隣接しているものとみなします。原作再現!
実行の次は移動ですね。
隣のマスに移動できる、つまり横だけじゃなく上下のチェンバーにも移動できます。
立体感が見た目だけじゃなくゲーム的にも機能してて良い感じ。
さて次はチェンバーの起動。
「基本ルールでは」その部屋に一番多く被験者を置いている人が報酬を獲得します。
この写真だと赤のプレイヤーが「1被験者・2ケーキ」を配置できます。
チェンバー内の被験者・ケーキはこのあと全てGLaDOSさんに破壊されてしまうわけですが…
被験者は手元に戻ってきて次のターンからまた使えます。
Portalといえば無限リトライ、これ常識。
ただし!破壊されたケーキは
こうだ……(無駄にドラマチック)
最後にチェンバーのリサイクル。
裏返して左端に置きます。意地悪な配置にしていくと、列ごとにアンバランスになって移動がキツくなることも…そのためのポータルガン?
(上下が泣き別れになっちゃったり、その列が全部なくなっちゃうような配置はできません)
こんな感じで、ケーキを置いたり運んだり燃やされたりしながらゲームが進んでいきます。
研究所内から誰か一色の被験者が全ていなくなったら終了。
プレイ時間は意外とあっさり20~40分程度とのこと。
研究所内に一番多くケーキが残っていた人が勝ちです。
って結局ケーキを手元に確保することはできない…The cake is a lie…
超デキがいいこいつら。
キューブたんは「被験者がコンパニオンキューブに夢中になってしまうため、チェンバーがアクティベートされてもなんの報酬も得られない」効果w。
タレットたんは「同じ部屋に入ったら即死」です。
無慈悲だ。
「思ったよりちゃんとボードゲームしてる」って感じですが、原作知ってる人と遊ぶとより楽しめそうですね。
ちなみにPortal2のSTEAMキーがなぜかもらえます。豪華!……なのか?
*1:これほんとは左に山札積んでないとだめですね